事務所からのお知らせ
2013年8月9日 金曜日
最近の労働事件について
7月31日から、弁護士夏期研修がありました。
毎年8月はじめは、研修の季節です。
1日目午前は、大阪地方裁判所第5民事部(いわゆる労働部)の部総括判事による「最近の労働事件の実務上の留意点」でした。
労働審判事件は、非常に調停成立率が高く、迅速な紛争解決機能を有していることを中心に、解雇・雇い止め、割増賃金などについての講義でした。
労働審判は、弁護士としての経験上も、裁判官が直接調停に立会い、その裁判官の心証(事件がもし判決になったらどのあたりの解決となるか)をもとに、調停にあたり、回数も3回以内で終わるようにするため、ひらたく言えば使い勝手のよい制度だと思います。